2006年6月30日(金)
日銀の問題について
幹部の金融商品取引禁止とのことであるが、びっくり仰天である。小生も金融機関の資産運用部門で仕事をしたことがあるが、そこでは個人的な株式の売買は厳しく戒められていた、30年程前の話である。
今まで日銀の幹部職員がフリーハンドで金融市場に参加できたとすれば、過去の日銀政策にも大きな疑義が残る。本当にこの国はある属性を持つ人達には住みやすい国である、このままでは社会そのものが崩壊する可能性があると感じる今日この頃である。
2006年6月29日(木)
率直な印象
昨日あるところで地上波デジタル放送の試験内容を見せてもらった。正直、国が巨費を投じてやる事業なのか大変な疑問を持った。受動的な情報を取得するには良いのであろうが、パソコンの能動性に比べるとオソマツ君である。
もっともパソコンのように自在に様々な情報が引き出せる情報機器は為政者にとって都合の悪い装置なのかもしれない、だから訳の判らぬ「地デジ」なるものを国民に押し付けようとしているのかとも思われる。何れにせよ、それを取巻く業界・行政・政治の利権構造が生み出した、絵空事によって躍らされているのが実相であろう、とにかく無線放送は不要、ブロードバンドだけで十分だと思います。
2006年6月28日(水)
奈良で起きた放火殺人事件のこと
有名進学校にかよう少年が、自宅に放火し義母とその子供が焼死した事件に思うのは、この少年が不憫でしょうがないということである。親に追い込まれ逃げ場がなかったのであろうし、加えてこの子が通う学校の先生の話を聞いていても、重大な教育の失敗を反省し嘆くでもなくまるで他所事のようなコメントである。この子には物理的に家を焼くことによってしか自分を取り巻く桎梏から逃れらなかったと思うと胸が痛くなる事件である。ただ、小生の少年時代だったら家出という形で家に抗議し一時避難していたのに、この頃ではいきなりの凶行に走る少年が多いのは何故だろうと思う。
2006年6月27日(火)
何故か同情する気になれない事件
岡山で起きた生き埋め事件、何故か被害者に同情する気になれないのは私だけであろうか?やくざを名乗り恐喝していた自業自得がもたらした結果だと思う、相手がやくざなら殺さないとその後面倒になると考えるのは十分に納得できる考えである。
加害者側は監禁・暴行・恐喝された事について被害届けを出していたようであるが、その時に警察が素早く動いていればこのような事は起きなかったかもしれない、背景に警察は何もしてくれないと言う不信感から生まれた事件でないことを願っている。
この事件を司法はどの様に裁くのか見ものである。
2006年6月26日(月)
敗因分析
ジーコ批判が多いようであるが、忘れてはいけないのは、ジーコによってワールドカップアジア予選を勝ち抜けたことである。ワールドカップに出場すること、それ自体が大変な事なのである。その意味でジーコには感謝すべきだ。ジーコが用いた戦術は今後世界レベルで上位に位置するためには選手個々の能力の引き上げが重要である事を教えてくれた。
日本にとってのワールドカップは南アフリカ大会に向けてもうスタートしている、次の監督が誰になるのかは判らないが、アジア予選を勝ち抜き連続出場記録を4に伸ばしてくれる事を切に祈っている。
最後に、戦犯探しが色々なところで始まっているが、一番の問題点はジーコも言っていたように、何故炎天下のなかで2試合もしなければならなかったのかである。TV視聴率と言う思わぬ難敵が一番の戦犯であったかもしれない。
2006年6月23日(金)
日本のワールドカップが終わった
ブラジルから得点できたことは良かったが、はっきり言って今の日本代表の力では決勝トーナメントに進む事は最初から難しかったと思う。
次のアジア予選にはオーストラリアが参戦してくることを考えると、これがワールドカップでの日本代表の見納めかもしれない、そうならぬよう今回の敗因分析と戦術の見直しを今日からはじめて欲しい、特にオーストラリアが仕掛けてきたような体格とパワーにものを言わせた戦法に今後どのように対処するのかが重要である。とりあえず日本代表の選手にはご苦労様でした。
2006年6月19日(月)
クロアチア戦
昨日のクロアチア戦、負けなくて良かったと言うのが第一の感想である。中田英の頑張りは本当に素晴らしかった、それにしてもシュートを打たない(打てない)フォワードにはまったく存在感がなかった。中村の一本目のフリーキックは高原の邪魔がなければ入っていたかもしれないと思うと複雑である。
スペースをつくる動き出しにすぐれた柳沢ではあるが、インサイドで押し込めば小学生レベルでも確実に得点となるシーンでアウトにかけてクリアーしたのにはびっくり。一方、高原は何処にいるのさえもわからないし、玉田にしても審判にドリブルで突進したのには唖然とした。何れにせよこの三人は世界レベルで通用するストライカーではない。
幸運もあったがキーパー川口をはじめとする頑張りによって失点を防ぎ、とてつもなく困難な状況とはいえ、ブラジル戦に望みをつないだ事は日本の明日のサッカー界にとって意義のある一戦だったのであろう。
試合後日本の多くの選手は勝てる試合だったと言っていたが、クロアチアの選手も日本選手以上にそう思ったであろう、とにかく現在の日本代表のレヴェルでは勝ち点1が精一杯だったのかもしれない。
2006年6月16日(金)
ピンボケマスコミ報道
昨日の問題の続きであるが、マスコミ報道は「庶民の銀行預金はすずめの涙ほどの利息しか付かないのに投資ファンドで儲かってけしからん云々」の報道である。意味がまったく分からないナンセンス報道である。庶民感情に訴えたつもりであろうが、投資と貯蓄の性格の違いをないまぜにして、ある方向に誘導しようとするのはデマゴギー以外の何ものでもない。
日銀総裁が投資ファンドに出資してる事が問題なのである。なぜなら投資環境の一ファクターである日銀総裁がファンドの参加者になれると言う、日本金融市場の出鱈目さなのである。インサイダー取引どころではない制度の根幹を問うている気がします。
2006年6月15日(木)
こりゃーだめだ〜
日銀の福井総裁が村上ファンドに金を預けていたそうである。金融政策の決定権者としてあるまじきと言うか絶対にあってはならない事である。
これまで日銀がとりつづけてきた量的緩和政策は総裁のプライベートな事情もあったのかと勘ぐられてもしかたがない、この問題はいかに法には触れないとは言え、職業倫理観の問題である。近頃それが崩れてきたような感じがする。
2006年6月14日(水)
やっとショックから立ち直りました
オージーサッカーに負けた後、二三日立ち直れなかった。色々と敗因について考えてみたが、何故ばかりで考えがまとまらない、とにかく予選突破はブラジル戦に勝つと言った奇跡が起こらないと難しいだろう、先ずは次のクロアチアとの戦いに捨て身の戦いで望んで欲しい、頑張れニッポン!!
それにしても、これと言った戦術もないワンパーターンのオーストラリアンパワーサッカーは見ていてつまりませんでした。そのティームに負けたのが悔しくて悔しくてなりません。
2006年6月9日(金)
エレベーターの事故に思うこと
防火シャッターやエレベーターの誤作動で事故が相継いでいる。原因はコンピュータの誤作動や整備不良が疑われているが、機械に頼らなければ生活できない環境を創り出している現代文明の見直しが必要ではないかと思います。
高層ビルは高速エレベーターの存在を前提にしているし、携帯電話は景観を祖なう膨大な数のアンテナ基地局が必要です。加えて人間の内面でもコンピュータによるバーチャルテクノロジー技術の発達によってリアル世界の喪失感をもたらしています。確かに現代文明は便利で快適な利器を提供してくれます。しかしながら、それによって失われる物や新たに出現する危険性に思いをはせる事が大切ではないでしょうか。
2006年6月8日(木)
なめてるのか?
スイスのシンドラー社製の昇降機に事故が多発しているようである。スイスと言えば日本人に良いイメージで捉えられている国であるが、小生は昔からあまり好感を持っていなかった。えげつない国際金融コングロマリットとネスレやセレノなのど大企業の姿勢に好感が持てなかったからである。
今回のシンドラー社のプレスコメント、および恐らくドイツ人であろう猿のような顔をした同社日本法人社長の態度を見ていてヤッパリねと言う感じである。
2006年6月7日(水)
放送改革について
竹中平蔵総務相の「通信・放送の在り方に関する懇談会」(座長・松原聡東洋大教授)は 6日まとめた報告書で、NHKの受信料支払いを義務化するとともに、チャンネル数削減 問題について、3波あるBSのうち2波とFMラジオの計3波を11年までに削減し、現在の8つのチャンネル数を5つにすることを提言した。NTTの組織形態については、10年にはNTT法など関係法を抜本的に見直し、持ち株会社の廃止、資本分離などを一体的に進める ことを念頭に必要な検討を早期に始めるそうである。
「通信・放送の在り方に関する懇談会」なるものの存在はうすうす知ってはいたが、小生の好きなBS放送(ほとんどこれしか見ない)とFM(ほとんどこれしか聴かない)のに、もしそうなったら受信料は払いたくない、そもそも電波の帯域は誰のものであるかについての本質的な議論を望みたい、現在の放送事業者が只同然でこれを使っている事が一番の問題ではないだろうか?使用権を入札にして見てはと思います。
2006年6月6日(火)
金儲けは悪いことなのですか?
昨日の日記に書いていた通り、彼が記者会見であっさりゲームオーバーを認める事は予想の範囲内であった。あの会見は謝罪ではなく敗北宣言なのであろう。彼の処世のうまさには舌を巻くと同時に後味の悪さが残った。
心学の祖である石田梅岩の著書「都鄙問答」では、江戸時代におけるバブル期である元禄が終わり、商人の営利活動を憎む風潮が世の中全体を覆う中、「商人の売買は天の佑け」「商人が利益を得るのは、武士が禄をもらうのと同じ」と述べて、商行為の正当性を擁護した。
しかし梅岩は、商人が一方的に金儲けすることを奨励したわけではない。過去の教訓から「商人は二重の利を取り、甘き毒を喰らい、自ら死するようなことをしてはならない」とたしなめ、商道の本質である「勤勉・誠実・正直」の精神を説いたのである。
村上さん、世の名には「良い金儲け」と「悪い金儲け」があるのですよ。
2006年6月5日(月)
いよいよ大詰めか
村上ファンドの問題が大詰めをむかえそうである。特捜が逮捕するのかどうかは判らないが、村上氏がどのような次の一手を打ってくるのか見ものである。
徹底して争うのか、当局に恭順の意を伝えるのか、多分、彼が賢い人間なら後者を選択するだろう、そうすれば再起の道もひらかれる。
ただ小生が思うに、彼は傀儡師に操られた人形にすぎないのかもしれない、巨悪は他にいるのではないかと、つい深読みしすぎてしまう。
ご参考まで、闇の不正と戦う法務省の頁にリンク
2006年6月2日(金)
あきれた模写騒ぎ
芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した洋画家の和田義彦氏(66)の複数の作品がイタリア人画家、アルベルト・スギ氏の作品に酷似しているそうである。
このおっさんの弁明を聞いていると思わず吹きだしてしまった、あいた口が塞がらないとはこの事である。この人に何とか賞を与えた選考委員の方々にはもっとあきれてしまった。
美術界のことはよく知らないが、それにお墨付きを与える人々の無見識ぶりが、端無くも露呈されてしまったようである。
嘗て日本画の重鎮の模写疑惑が噂になったが、いつのまにかうやむやになってしまった。不思議な業界である。
2006年6月1日(水)
村上ファンドに感じること
村上世彰氏に証券取引法違反の疑いがあるとして、東京地検特捜部が捜査を進めているそうである。 05年のライブドアによるニッポン放送株買い占めが公開買い付けに準じる行為に当たり、 村上代表は買い付け情報を事前に知りながら同社株を売買したとされ、TOBに関して禁じられたインサイダー取引の疑いがあるという。
このインサイダー取引の判断は非常に立証が困難だと思います。市場のプロとアマとでは接する情報量に決定的な差があり、個人が証券市場で勝負してもなかなか勝てません、インサイダー取引は情報に接した人間の倫理観と手口の程度問題です。村上氏はやりすぎたようです。